テレビ、パソコン、スマートフォンなど、私たちの身の回りの電子技術を用いた製品を開発・製造するのが電気系技術者の仕事です。製品だけでなく、電力を供給するシステムを開発したり、電気エネルギーそのものを作る人など、様々な分野の技術者がいます。
私たちが普段身の回りで使っているモノ、食品のほとんどがプラント(生産設備)で作られています。そのプラントを設計、製造、検査、メンテナンスするのがプラントエンジニアの仕事です。それぞれの工程で専門知識とスキルが必要となります。
道路、橋、トンネル、河川、港湾、鉄道、上下水道、空港、都市計画、災害復旧などの工事において、土木技術を駆使して都市環境を整備するのが主な仕事です。その他工事計画を作成、設計、施工、技術指導、監督など、幅広い範囲の仕事を担います。
建築業における工程管理、安全管理、品質管理、原価管理などを行う仕事です。工期通りに工事を進めたり予算オーバーしないように発注者と打ち合わせをしたり、現場の技術者への指導、監督等を行います。施工管理を行うには「施工管理技士」という国家資格が必要です。
化学工場や食品工場などで使われる配管の内部は上下水道、高温の熱湯や酸素はじめ色々なガス、製造に必要な液体が流れます。配管設計技術者は、そうした配管のレイアウトや配管に使用する材料を決めるため、専門的な知識が必要になります。
自動車からパソコン、スマートフォンまで、私たちの身の回りにあるさまざまな機械を開発・製造するのが、機械設計技術者の仕事です。新しい機械の アイデアを考えて図面を製作し、部品を組み立てて形にするまでのあらゆる工程に携わります。
建物の用途によって、どんな構造にするか設計し、どんな資材を使うべきか、利用する人にとって安全で使いやすい建物であるか、工事中は工程に遅れはないかなど、指示したとおりに建物ができているかをチェックし、問題が起こらないよう工事を進めていくのが主な仕事です。
建築設備士は、建築士の求めに対し建築設備の設計、工事監理に関するアドバイスを行える建築士法に基づく国家資格を有します。空調、水、電気、ガス等、建築設備全般に関する知識及び技能が必要となります。
建築図面、機械図面などの設計を補助するために開発されたCADというコンピュー ターソフトで図面の作成を行います。 建築業界、自動車メーカー、工業製品の製造メーカー、航空機など、幅広い分野で活躍出来るお仕事です。